白熱道場

地域包括ケアシステムについて厚生労働省が提唱して久しい中、医療・介護を主体とするヘルスケア分野においては、職域や役割を超えてつながることが求められています。 それには、病院・診療所・在宅・施設などで様々な支援の形を実践している全てのヘルスケアに関わる人同士で、それぞれの役割や 立場を理解しつつ繋がり、さらに革新的に発展させていく協創のアプローチができる人材が必要となります。

現場の問題点は色々な問題が複雑に絡み合っており、それを理解し解釈することから始まります。また、現場では問題を解決する時間も限られており、最短の時間で最適な解決策を考え出し、その考え出した解決策を多職種の人と実行することが求められます。

しかし現状は、多職種の人と連携といっても、それを誰が、どのように、いつ実践すれば良いかわからない人はたくさんいますし、実はわかって いるつもりで理解できていない人もたくさんおられます

本番の場面はいつ訪れるか分かりませんだからこそ、多職種連携のために必要な協創のアプローチを座学で事前知識を学習し、ワークショップを通じて知識を自分のものにする必要があります。白熱道場は、現場で必要な”連携のために必要な協創のアプローチ”を多職種の方と一緒に学び・鍛えていく道場です。

 

現在、白熱道場17・18期を募集しております。
上記、申込ボタンを押し、フォームに必要事項を入力してください。

白熱道場の年間スケジュールはこちら

 

現場で求められている知識とは

近年ヘルスケアの分野においても、直面する課題はますます多様化・複雑化し、これまで高度専門分化してきたあらゆる仕組みの統合(連携)が求められています。中でも人の命や社会の安心を支え創るヘルスケア分野では、なによりも人の力、特に専門職や専門技術を束ねていく高い事務力が求められています。それは、自身の職種や資格、部門、さらには 組織を超えて、モノゴトを総合的に思考し実践できる”総合力” です。

しかしながら、これまでの研修や資格認定はもとより日本の教育システムは、多くが専門知識や専門技術の習得に偏重しており、“総合力”を学ぶ機会は多くはありません。(特に、ヘルスケア分野では、そもそも専門職集団であるため、皆無に等しいといえます。)

 

ヘルスケアエヴァンジェリストとは

日本地域統合人材育成機構(J-RIHDO)では、モノゴトを、どう捉え、どう考え、どう対応し、どう伝え、どう分析し、どうデザインし、どう実現するか、全ての要素を持ち合わせた人材のことをヘルスケアエヴァンジェリストと呼びます。

ヘルスケアエヴァンジェリストの『8つの現場力』
~複雑な課題に対応できる総合的な思考力・実践力を養成する~
※ヘルスケアエヴァンジェリストの『8つの現場力』はJ-RIHDOが考案した医療や介護に携わる人の必要な力です。

 

白熱道場では、この総合職に求められる医学的知識に加えて、ヘルスケアの現場で起こる様々なケースに対応するための必要な8つの力を、その思考法とともにワークショップを交えながら学びます。

 

研修スケジュール(4日間)

医療や介護の現場で革新的な解決策を共に 創出して成果を分け合うには、どのように自分 の力を発揮すればよいかを考えるワークショップ です。BC(Basic Capability:基本的な能力)とWork Shop(事例)を通して思考や対応について頭の整理を行います。

※上記スケジュールは変更する場合がございます。

 

 

 

医療や介護の連携現場に精通した講師陣

<医学的専門知識>
最先端の治療を行なっている優秀な専門医・認定医から直接講義を受けることができます

講師名 担当分野
丸毛 聡(医師) 呼吸器疾患・感染症関連
八隅 秀二郎(医師) 消化器内科疾患
塚本 達雄(医師) 腎臓内科疾患
瀬戸山 博(医師) 消化器外科疾患・がん診療
神吉 理枝(医師)  神経内科疾患


<ロジカルシンキング・アナリティクス・システムデザイン> 
ロジカルシンキングやシステムデザイン思考で問題解決能力を高めます

講師名 担当分野
櫃石秀信 病院経営管理士・上級医療情報技師育成指導者
藤本智裕 システムシンカー

 

<マネジメント・ファシリテーション・ホスピタリティ・プレゼンテーション>
関係性を構築するための立ち居振る舞いや伝え方を学びます

講師名 担当分野
重田由美 J-RIHDO理事長・看護師
塚本知恵子 J-RIHDO部長・看護師・ケアマネジャー

 

<知る力>
地域には私達が知っておいた方が良い情報がたくさんあります

講師名 担当分野
道上俊哉 外部ボランティア・医療介護・福祉関係情報通

 

※研修によっては各種講師陣が変更する場合がございます。

 

 

BC(Basic Capability:基本的な能力) 

知る力

~自分ごととして現場から生老病死を知り学ぶ~

「生き心地の良い」地域社会創りは、「生き心地良く」思う人創りから始まる。生き心地良い要素とは何か、ヒトに関わるヒト、モノ、コト、社会について我々はどれだけ知っているのだろうか、を考えてみる。具体的な医学、医療的知識、視点を手掛かりにして、自分ごととして医療、介護現場からヒトの生老病死を知り学ぶことから、ヒトまるごとの視点を得て、医療・介護現場で関わる多くの職種、業務内容、立場、役割への理解を深める。知っていることを上手く生かし使い、「生き心地良く」思う人創りへの想いを込めることが、「知る力」創りとなり、「生き心地の良い」地域社会創り実現への基礎となる。

 

対応する力

私たちはお互いがお互いの役割や立場を理解し、支え補い、協働する関係により「つながる心」を持ち、より良いパートナーシップ(友好的な協力関係)を築くことの重要性を意識することが必要である。医療や介護の現場で相手との関係性を築くためには、「心地よい立ち振る舞い」と「気持ちの伝え方」と「タイミング」の理解が求められる。相手の満足度を高める言葉・行動・態度で心を込めて対応し、相手の心を感動させる挨拶・言葉遣い・身だしなみ・表情などを、対人関係を深める4つのステップで学ぶ。

 

 

〜想いを描きカタチにする解決方法を考える〜

ライセンスを有しない事務スタッフでも、医療という専門分野にどう立ち向かっていくのかを、最新の思考法SDM(システムデザインマネジメント)を用い、ケースとワークショップを通じて「解決方法を考える」こととは、どういうことかを体感していただく。あらゆるものごとのベースとなる“考える力”と“デザインする力”という武器を身につけ、ジェネラリスト(総合職)というプロフェッショナルを目指す。


 

〜目的と問題の本質を捉えセカイを見える化する~

ICTの発展で世界にはさまざまなデータが溢れている。ヘルスケア分野においても例外ではなく、レセプトデータの電子化を始め、急性期病院のDPCデータ、地域連携システムにおける診療情報データの共有等のデータが蓄積されつつある。データは蓄積するだけではゴミ箱のゴミと変わらないが、そのデータを分析することでゴミをゴールドにもダイヤモンドにも変えることができる。分析する力を身につけることでセカイを見える化する。そんな力を身につけるきっかけにする。併せて、地域や医療・介護を取り巻く状況、周辺産業や全国の取り組みを紹介する。

 

 

Work Shop 

BCで学んだ力を医療や介護の現場で活用できるように、事例を通してワークショップ形式で思考や対応についての頭の整理を行います。

普段、できていると思っていても、実は頭の固い自分に気がつくかも知れません。様々な職種と一緒に協創することを体感しましょう。

その他、医療現場に必要な英会話のワークショップや日々のジレンマに対してどのように考えるかのワークショップがあります。

 

現在、白熱道場17・18期を募集しております。
上記、申込ボタンを押し、フォームに必要事項を入力してください。

白熱道場の年間スケジュールはこちら

 

 

白熱道場の修了生

ヘルスケアエヴァンジェリスト
浦田千昌様

ヘルスケアエヴァンジェリスト一期生の浦田千昌と申します。 今日は、私の取り組みについて、ご紹介させていただきます。 私は、「健康ラボステーション」という認定NPO法人を立ち上げ、日々、「楽しみながらの健康づくり」の発信拠点を目指して、活動しております。

メイン事業であるセルフ健康チェック事業での測定参加者数は、5年あまりで、延べ53,000人を超えました。血流測定や骨密度測定の結果をもとに、管理栄養士や薬剤師が行う健康に関するアドバイスは、地域の方々に大変好評です。

最近では、「健康経営」や「働き方改革」の追い風もあり、コニカミノルタ様や住友商事グループ様、住友化学様、NTTネオメイト様など、大手企業様より社員向けの測定会の依頼が増えています。定期的な企業検診に留まらず、日ごろからの予防への取り組みに注力する企業が増えているのを肌で感じます。この取組みは、働き盛り=健康に対してあまり関心のない層に、健康づくりの大切さをお伝えできる良い機会になっていると思います。

また、理化学研究所との「生理学的指標を用いた健康指標開発」や医薬基盤・健康・栄養研究所との「マイクロバイオームと健康状態の関連に関する研究」を共同で行うことで、日々、多くのことを学ばせて頂いています。 最近、私たちの活動の認知度が高まっていることを実感し、やりがいを感じています。

白熱道場で学んだ「8つの力」をフル活用し、地域、企業、行政など、これからも、繋ぎ巻き込みながら、日本の健康寿命延伸に向けての取組みに貢献できるよう努力して参ります。

 

白熱道場の修了生

ヘルスケアエヴァンジェリスト
北本広美様

国家公務員共済組合連合会 枚方公済病院の入退院支援室で勤務している北本広美です。地域包括ケアシステムの構築のために患者さんがどんな状態でも安心して地域で暮らしていけるように在宅支援を強化しています。

そのためには、地域の様々な職種とのつながりが大切だと白熱道場で学び、地域の在宅支援をする方を対象に「おでんの会」という在宅支援の会を立ち上げました。

また主任看護師や退院支援看護師を対象に在宅医療と訪問看護ステーションに同行研修を開催しました。開催後は退院支援が難しかったターミナルの患者さんも在宅看取りの体制を整えることができました。患者さんの「帰りたい」の声がある限り、最短でも3日以内には環境を整えて退院できるように支援しています。

予防という市民の意識も大切なので、地域の公民館やスーパーで市民講座や健康フェアを開催しました。ヘルスケアエヴァンジェリストとして市民も医療や介護に携わる人達も繋ぎ巻き込みながら活動していきたいと思います。

 

受講生の声

・ゼロベースで考えること。物事を俯瞰的にみることの重要性を感じました。繰り返し学習していきたいと思います。
・人の心が考えられていないなと思った
・連携室というのは病院の顔となり、人と人とを繋ぐ重要な部署だと考えた
・考え方のクセがあることに気づいた。
・新しい思考回路を学んだので、業務や日常生活に活かしたいと思いました。
・専門の落とし穴に落ちてるな〜と思いました。
・可視化する方法は家庭と、職場で早速使ってみたいと思いました
・スタッフとのコミュニケーション 日常の業務内容の見直し
・自分の思考が狭い
・自分の足りないところを、どう補うか考えてましたが、備わっている事を教えてもらい前向きになれました